サイクルポートの基礎知識

サイクルポートのメリット

選び方のポイント

色・屋根・オプション

自転車・バイクの大きさと台数でサイクルポートを選ぶ

自転車・バイクの『台数』を確認

自転車・バイクの台数確認

今現在所有している台数に、数台余分に換算しておきましょう。
新しく自転車やバイクを購入しても、しっかりサイクルポートの下に駐輪できます。

自転車・バイクの『全幅』を確認

自転車のサイズによって全幅が違ってきます。
また、ミラーなどがついている場合は、ミラーも含めた全幅を測りましょう。
台数×全幅でサイクルポートの「奥行」が決まります。
自転車の買い替えなどで大きさが違ってくることもありますので、奥行が大きめのサイクルポートのサイズを選ぶことがおすすめです。

●自転車の全幅の目安
大人用(20〜27インチ)・・・40〜57cm

自転車・バイクの全幅を確認 サイクルポートの奥行

自転車・バイクの『全長』を確認

自転車の全長は、サイクルポートの「間口」にあたります。
そのため、確実に雨濡れを防止するには、一番大きな自転車・バイクの全長を測って下さい。

●自転車の全長の目安
大人用(20〜27インチ)自転車・・・160〜190cm

自転車の全長 サイクルポートの間口

 

敷地の形や大きさでサイクルポートを選ぶ

駐輪場所の面積を確認

駐輪場所の面積を確認

自転車・バイクの台数・大きさの確認ができたら、サイクルポートを設置する場所の大きさを確認しましょう。
敷地の形状によっては、屋根をカットしたりする必要があります。

また、敷地に余裕があれば大きめのサイズを選ぶといいでしょう。
新築中の方は、敷地条件にもよりますが、駐車スペースだけでなく、駐輪スペースも外構計画の中でしっかりご検討いただくことをお勧めします。
意外に場所をとりますし、車の横に置いておくと自転車が倒れて車に傷を付けてしまったり、車の奥に駐輪する場合も自転車の通路が車の横ですと、たいへん気を使って通らなければなりません。

柱の設置位置を確認

柱の設置位置を確認

柱の設置位置に希望がありましたら、現地調査の際に担当者へお伝えください。

一般的には、境界側もしくは外壁側に柱を設置しますが、配管や基礎により希望通りの位置に設置できない場合があります。

柱の高さを確認

柱の高さを確認

サイクルポートの柱の高さを高くし過ぎると、しっかり雨除けできず自転車やバイクが濡れてしまう恐れがあります。

サイクルポートの高さは標準で1m80cm〜1m90cm程です。
それ以上の高さをご希望の方は、カーポート1台用をお選びください。

電柱やひさしなどの干渉物の確認

電柱やひさしなどの干渉物の確認

設置するまわりに電柱や家のひさしなどの干渉物がないかをご確認ください。
 
干渉する恐れがある時は、屋根をカットしたりする必要があります。
また、設置できない場合もありますので、現地調査の際に担当者にご相談ください。

 

設置する地域の積雪量を考慮する

お住まいの地域の積雪量を把握していますか?
サイクルポート選びには地域にあった耐久性のカーポートを選びましょう。
強度を満たしていないと破損する原因となりますので、重要なポイントです。
全国の年最深積雪量

もっと詳しく知りたい方へ
下記より、気象庁が出している地域ごとの積雪の深さ一覧表をご参照ください。

>気象庁 最新の気象データ「積雪の深さ一覧表」

都道府県を選び、「昨冬までの観測史上1位の値」をご確認ください。
その地域で、今までに一番積もった積雪量になります。

一般地域対応タイプ(積雪20cmまで)

関西の雪が降らない地域で選ばれているタイプです。
積雪20cmまで耐えられますので、急な積雪にも安心です。

積雪地域対応タイプ(積雪50cmまで)

関西では積雪のある滋賀県や京都府で選ばれているタイプです。
梁が太く、柱の数が多くなることで、積雪にも耐えられる設計になっています。
ポリカーボネートの商品が多く、駐車スペースがリビング前にある場合は、明るさも保つことができます。

豪雪地域対応タイプ(積雪100cmまで)

豪雪地域でも耐えられるように柱の数がさらに多くなっているタイプです。
こちらはポリカーボネート屋根と折板屋根の商品がありますので、設置場所やお好みに合わせてお選びください。

記載の積雪量は「新雪」の場合です。

雪の重みは、雪の状態によって大きく変化します。
断続的な降雪や降雪後などは新雪に比べ重量が増加します。
「日本雪氷学会の分類名称」参照

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