バルコニー屋根の基礎知識

バルコニー屋根のメリット

取り付ける際の確認点

タイプ・強度で選ぶ

色・屋根・オプション

本体色の選び方

住宅のサッシに合わせる

レギュラーテラス

住宅のサッシの色と合わせるのが一般的です。

また、メーカーによって同じ系統の色でも、若干色合いが違ってきますので、同じメーカーのものと合わせるとより綺麗に見えます。

YKKAP ソラリアR 2階用

 

他のエクステリアの色に合わせる

スピーネF

カーポートやフェンスなど他のエクステリアと合わせると、統一感があり、すっきりみせることができます。

また、ナチュラルなお家には木製調のテラス屋根で住宅とマッチした外構にすることができます。
LIXIL スピーネF 2階用

 

屋根材の選び方

屋根材は光の透過率や遮熱効果、カラーバリエーションが様々ありますので、設置場所や用途に合わせてお選びください。

ポリカーボネート屋根

ポリカーボネートが最も一般的です。
ガラスの約250倍の耐衝撃強度を持ち、紫外線をほぼ100%カットします。

オススメの色は、すりガラス調(クリアマット・トーメイマット・かすみ)です。
透過率が高いので、室内が暗くなる心配はほとんどありません。
また、マット系は汚れも目立ちにくくなっています。

ポリカーボネート屋根の特徴1

ポリカーボネート屋根の特徴2

熱線遮断(吸収)ポリカーボネート屋根

通常のポリカーボネートに、熱線をさらに遮断(吸収)してくれる屋根材です。

夏の暑い日差しをカットしてくれるので、通常のポリカーボネートよりエアコンの冷房効率を高める効果があります。
(洗濯物干し場として利用する場合は、洗濯物が乾きにくくなりますのでご注意ください。)

熱線遮断(吸収)ポリカーボネート屋根の特徴

熱線遮断(吸収)ポリカーボネート屋根の特徴2

熱線吸収アクア(防汚)ポリカーボネート屋根

通常のポリカーボネートに、熱線をさらに遮断(吸収)してくれる機能と、汚れをがつきにくくなっている機能をプラスした屋根材です。

光触媒により太陽光で汚れを分解、雨水で流すことできれいな状態を保つことができます。

熱線吸収アクア(防汚)ポリカーボネート屋根の特徴

熱線吸収アクア(防汚)ポリカーボネート屋根の特徴2

熱線遮断FRP(DRタイプ)屋根

日射での室内温度上昇を軽減するので、夏の冷房効率がグンとアップします。
冷房費が節約でき、省エネにも貢献します。

また、ポリカーボネートと同じく紫外線をほぼ100%カットしますので、家具やフローリングの日焼けも防ぐことできます。

熱線遮断FRP(DRタイプ)屋根の特徴

熱線遮断FRP(DRタイプ)屋根の特徴2

熱線遮断FRP(DRタイプ)屋根の特徴3

また、燃えにくい素材で、防火地域・準防火地域や22条指定区域でも
使用することができます。
防火地域・準防火地域でも設置可能

※FRP板は製造上、初期に特有のにおいがありますが、使用していくうちになくなります。

 

ポリカーボネートとの違いとは?

FRPは「繊維強化プラスチック」のことで、ガラス繊維をプラスチックの中に入れて強度を向上させた素材です。
日光の反射などによりスジ状の模様が見える場合があります。

FRPは、ポリカーボネート特有の熱膨張によるキシミ音が軽減されます。
また、どのメーカー(LIXIL・YKKAP・三協アルミ)のFRP屋根材もDR認定されておりますので、防火地域にも使用可能です。

 

オプションを選ぶ

物干し

バルコニー屋根の用途といえば、洗濯物干し場として利用する方が多いため、ほとんどの方が選ばれているオプションです。

上からの吊下げ式と壁に取付ける折りたたみ式があります。
どちらも物干しスタンドを設置しなくてよいので、スペースを有効に活用することができます。

吊下げ物干し

折りたたみ式物干し

 

前面パネル

道路沿いや向いのお家から洗濯物が丸見えになってしまう場所の場合、前面パネルがあればプライバシーを確保できます。

またすりガラス調にすると、光を遮ることもありません。
目隠しとしての効果だけでなく、雨や風の吹き込みも軽減できます。

前面パネル

前面パネル

 

側面パネル

お隣さんのベランダからの視線が気になる場合、側面パネルがおすすめです。
雨や風の吹き込みも軽減してくれます。

側面パネル

側面パネル

 

日除け

ベランダ屋根をくつろぎスペースとして利用する場合やお部屋への日差しが気になる場合、日除けを取付けされるのがおすすめです。

夏の暑い日差しを遮り、涼しい空間でくつろぐことができ、洗濯物を干す場合は、日除けを開けて日差しを採り込むこともできます。

日よけ

日よけ

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